正解は一つではない。
現在、外壁塗装工事中の横浜の物件。
雨漏りも絡んでいるので、
足場を架けたあと、まずは雨漏り調査をして、
雨漏りの原因を特定してから工事を進めている。
雨漏り箇所は4箇所。
1箇所はサッシュのシーリングなので、
まあ難しくないというかシンプル。
問題は残りの3箇所。
3箇所とも2次防水の問題。
これがなかなか難しいのだ。
いや、理屈では既に解決している。
雨漏りの原因、メカニズム、不具合の状況、
全て理解出来ているのだ。
しかし、じゃあどう直すの?
と考えた時に、簡単に答えられるような案件じゃない。
ってか、答えは一つじゃない。
いや、一つじゃなどころか、いくらでもやりようがあるのだ。
いくらでもお金と時間をかけられるのであれば別だけど・・・
で、
現実的な修理方法の中で、
コストを抑えつつ、長持ちする方法を考える。
2次防水にどこまで手を加えるのか?
どこまで追っかけるのか?
この判断がプロとしての真骨頂。
お客様にとって、建物にとって、最適のバランスを生み出す。
プロとしての知識と経験が問われる仕事だな。
20年近くやってきて、
何百件もの雨漏りを直してきた今でも、
『絶対にこれが正解』『この方法しかない』
と言えることはないな。
うん。さらに精進しなくては。。
では。
To Be Continued
伝説の雨漏りハンター
唐鎌謙二
僕の著書です。→『自分を磨く「嫌われ仕事」の法則』
日常の活動状況ブログは日本外装株式会社 社長・唐鎌のブログ。
さらにツイッターでもつぶやいてます。