ドラッカー的に言えば、個別の問題でもあり、原則的な問題でもある。
今日のブログは昨日の補足。
昨日のブログで、
アルミサッシュ絡みの雨漏りが多いって話を書いたけど、
それについて、ちょっと説明が足りなかったかな?
不親切だったかな?と、反省して。
一口にサッシュ絡みの雨漏りと言っても、
いろいろあるんだけど、
まあ、一番オーソドックスなのは、
サッシュまわりの2次防水の不具合。
ごくごく簡単に言えば、
アルミサッシュの鍔(つば)と2次防水の接着部分。
ここの防水が甘いと、かなり高い確率で雨漏りが起きる。
ごく一般的なケースだとブチルテープの問題。
ちょっと難しいケースだと窓台の捨てフェルトの有無という問題。
(工事の工程や段取りの問題でもある)
いずれにしても、
サッシュまわりの2次防水の問題なので、
これはサッシュに限った話ではない。
いわゆる、開口部とか、建具まわりとかに共通する問題。
大きく分けると貫通部の不具合にも近い。
で、サッシュの特性というか、
サッシュだからこそ起きる雨漏りとして、
サッシュの部材結合部からの雨漏りがある。
これが意外と多いのだ。
しかも、このケースはこれから多発する可能性もある。
なぜなら、古い建物においては、
当然、サッシュも古いワケなので・・・・・・・・
ようするに、
アルミ部材の接合部からの雨漏り、
つまり、アルミサッシュの特性による雨漏りが増えており、
今後ますます増えていくだろう、ということ。
でも、
それは、けっして部材だけの問題ではなく、
現場監督や職人さんがしっかり勉強をしていれば、
本来なら、それに対して事前に手を打てるんですよ・・・・って話。
これが昨日のブログで書いた、
アルミサッシュの雨漏りが増えてるってことと、
職人さんも本を読んだり勉強しなきゃ、って話の主旨。
と、
とりあえず、
昨日のブログの補足として。
To Be Continued
伝説の雨漏りハンター
唐鎌謙二
僕の著書です。→『自分を磨く「嫌われ仕事」の法則』
日常の活動状況ブログは日本外装株式会社 社長・唐鎌のブログ。
さらにツイッターでもつぶやいてます。