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雨漏りに取り組む | 雨漏りハンターブログ - Part 9
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雨漏りに取り組む

雨漏り110番伊勢原店オープン

2015年2月26日(木曜日)

雨漏り110番伊勢原店がオープンしました。
社長の丸山さんは若くてナイスガイな青年社長です。
いつも笑顔が絶えず、問い合わせには親切かつ丁寧に対応しています。

茅ヶ崎店、藤沢店に引き続いて伊勢原店がオープンしたことで、湘南方面の充実度が突出してきました。
ま、湘南方面は本部からもフォローしやすいエリアですし、逆に言えば、本部へのバックアップもお願いしやすくなりますね。
そういう意味ではとても助かります。
これから東名高速、第三京浜、横浜新道を走る機会が増えるかもしれませんね。

と言うワケで、28店舗目の雨漏り110番となります。
既存店同様に宜しくお願いします。

それでは。

伝説の雨漏りハンター
唐鎌謙二

僕の著書です。→『自分を磨く「嫌われ仕事」の法則』

音声でもお聴きいただけます。→オーディオブック版はこちら

日常の活動状況ブログは日本外装株式会社 社長・唐鎌のブログ

さらにツイッターでもつぶやいてます。

 

結露の問題。

2015年2月8日(日曜日)

最近の建物はとても気密性が高くなっています。
気密性が高いということは室内の空気が外に逃げにくいと言うことでもあります。
そして、最近ではどの家庭(オフィス)でも当たり前のように加湿器が活躍しています。
つまり、室内の空気は湿度がとても高い状態に保たれているのです。

そうなると、必然的に窓ガラスには結露の水滴がビッシリつくことになります。
ガラスだけではなくアルミサッシにも大量の結露がつきます。
コップに何杯も溜まるほど大量の水が出ることも珍しくありません。
その結果、窓枠にシミが出来たり、窓下のクロスにシミやカビが発生したりします。

こうなると、雨漏りよりも被害が深刻になる場合があります。
雨漏りによる濡れが雨天時に限られるのに対して、結露は天気に関係なく起こるので、冬場ともなれば大量の水滴が毎日のように窓のまわりを濡らすことになるからです。
雨漏りと勘違いされたお客様から雨漏り110番に問い合わせを頂くことも珍しくありません。

残念ながら、現時点で結露に対する解決方法は多くありません。
一昔前でしたら『換気を良くして空気を入れ換え、室内の湿度を下げてください』とアドバイスしましたが、それではいったい何のために加湿器を稼働しているのか?ということになります。
その手のアドバイスは既に時代に合わないのかもしれませんね。

ある程度費用をかけられるのであれば窓サッシをペアガラスに変えるとかの対策があります。
費用がかけられないなら、できるだけ雨戸を閉めて窓ガラスの内外気温差を減らすとか、最近ではガラスに断熱材を貼ったりする方法もあります。
結局のところ、室内の湿度を下げるか、何かしらの方法でガラス表面の室内外温度差を少なくするか、理論的にはその2つの方向性から考えるしかありません。

最近の新しい建物では、いろいろ工夫して結露の低減に成功している建物も増えているようですが、古い建物では結露対策はほとんどとられていません。
20年以上前の鉄骨ALC造などでは、尋常じゃないぐらいの結露に悩まされている建物が驚くほど多いという現状もあります。

雨漏り110番としても、いずれ結露の有効な解決方法の開発に取り組みたいと考えています。
雨漏りと間違われることが多い現象ですし、建物への被害としては雨漏りとほとんど同じですので。
建物を守ると言う使命を追求していくうえで結露は避けては通れない道だと思っています。

正直言えば、今の段階では、あまり良いアドバイスが出来ずに悔しい思いをしております。
いつか良い解決策をご提示できるように努力いたします。

それでは。

伝説の雨漏りハンター
唐鎌謙二

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雨漏りを解決するスキル-その2

2015年1月30日(金曜日)

前回のエントリーからの続きです。

先に結論を言えば、一級建築士も、防水屋さん(防水施工技能士)も、大工さんも、屋根屋さんも、塗装屋さんも、板金屋さんも、それぞれが有しているそれぞれの専門的な知識だけでは雨漏りを解決することは出来ません。
なぜなら、雨漏りが発生するメカニズムは、建物を構成する全ての部位・部材、あらゆる構造・工法と密接かつ複雑に絡み合っているからです。

例をあげます。
木造住宅において、例えば、板金工事に不具合があったとしても、その下の2次防水が正しく機能していれば雨漏りは起きません。
逆に2次防水に不具合があっても、板金による雨仕舞いが正しく機能していれば同じく雨漏りは起きません。
共に不具合があった場合にのみ雨漏りが起こるわけです。
つまり、板金の知識だけ、あるいは2次防水の知識だけでは雨漏りのメカニズムを理解できないのです。

また、そもそも雨漏りの原因が屋根(屋上)なのか外壁なのか?という問題があります。
屋根の場合は屋根屋さん、屋上の場合は防水屋さん、外壁の場合は塗装屋さん(あるいはシール屋さん)が、それぞれ専門となります。
この場合にも、それぞれの専門知識だけでは雨漏りを解決するのは難しいわけです。

ようするに、雨漏りを理解するためには、建物の構造から施工までの幅広い知識の中から、雨漏りに関連するあらゆる知識を抽出し、整理し、体系化することが必要になるのです。
そうやって体系化された知識こそが『雨漏りにおける正しい基礎知識』と呼べるものとなります。
誤解を恐れずに言えば、それ以外に『雨漏りにおける正しい基礎知識』を定義する表現は無いと断言できるでしょう。

そんな『雨漏りにおける正しい基礎知識』ですが、いったいどうやって学べば良いのか?いつどこで学ぶのか?誰から学ぶのか?
雨漏りをなかなか解決できずに一人で苦しんでいた15年ほど前、それを探し求めましたが、どこにも見つかりませんでした。
そして、独学と自力で知識を身につけ、雨漏りと充分に戦っていける自信が確信に変わった約10年前、『雨漏りにおける正しい基礎知識』を探し求めている人が自分以外にも沢山いることを知りました。

そして、立ち上がったのです。

雨漏りを学ぶ場がどこにも無いのなら、いっそ自分たちで創ろう。
自分たちで『雨漏りにおける正しい基礎知識』を体系化して世の中に広く提示しよう。
自分たちで『雨漏りにおける正しい基礎知識』を学べる場を立ち上げてしまおう。

2004年10月22日。
志を共にする5人の同志が集まり準備委員会を発足。
2005年5月29日。
NPO法人雨漏り診断士協会が設立されました。

わずか5人で始まった活動ですが、既に全国に458名の雨漏り診断士を送り出しました。
来月、2月21日には第19回目となる雨漏り診断士資格認定試験が実施されます。
この試験の後には、おそらく雨漏り診断士が500名を超えることになるでしょう。

NPO法人雨漏り診断士協会の活動も11年目を迎えています。
たった5人の志が、500名を超えるまでに大きく広がっていることを喜ばしく思うとともに公的な責任を痛感しています。
まだまだ道半ば、初志ますます高く堅固とし、雨漏り解決という仕事で世の中に貢献していく所存です。

それでは。

伝説の雨漏りハンター
唐鎌謙二

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雨漏りを解決するスキル-その1

2015年1月20日(火曜日)

雨漏りを解決するスキルは一朝一夕では身につきません。
ちょっと勉強したからと言って雨漏りがわかるようになるワケがないのです。
自分自身の実体験と、これまで多くの社員やスタッフを育ててきた経験から言うと、どんなにセンスがある(向いてる)人間であっても、最低でも3~4年ぐらいの年数はかかると思います。

もっとも、単に経験年数で判断するのはおかしな話です。
同じ1年でも、毎日雨漏り物件に関わった人と、1日おきに関わった人では、経験の差は単純に倍になってしまうのですから。
あくまでも目安ですが、だいたい1年あたり30~40件の雨漏り(調査or修理)に関わった場合の経験年数を想定しています。
ですので、単純計算ですが、だいたい100件~150件ぐらいの現場経験が必要と考えています。

ただし、雨漏りに関する基本的な知識を有していることが大前提となります。
基礎知識がないまま、いくら現場での経験を積み重ねても、本当のスキルは習得できません。
下手をしたら間違ったスキルやノウハウを身につけてしまう恐れすらあります。
正しい基礎知識の上に積み重なる経験だけが本当に役立つスキルに昇華するのです。

では、雨漏りにおける『正しい基礎知識』とは何を指すのか?
何を持って『雨漏りの基礎知識』と言っていいのか?

誤解を恐れずに言えば、仮に一級建築士と同等の知識があったとしても不充分です。
そもそも多くの一級建築士が雨漏りの原因がわからずに困っているという現実があります。
特に設計を生業とする、いわゆる先生と呼ばれる立場の一級建築士さんは、残念ながら、雨漏りに関して無力な人がほとんどです。

一級建築士は、建設業界の中では最も価値の高い資格です。
高度な知識を有する建設業界ヒエラルキーの頂点に立つ存在です。
にもかかわらず、雨漏りに対しては無力、雨漏りのことが全くわからないと言うのが現実なのです。(もちろん中には雨漏りのことがわかっている優秀な一級建築士もいらっしゃいます)

では、国家資格である防水施工技能士(一級)の知識ではどうでしょう。
水を防ぐと書いて防水です。
防水の専門家である防水施工技能士が有する知識で雨漏りの原因がわかるのでしょうか?

残念ながら、これまた不充分です。
防水に関する知識だけでは雨漏りを理解することは出来ないのです。
防水の不具合に原因がある雨漏りに関してだけは抜群の強さを発揮すると思いますが、雨漏りの原因は防水だけにあるワケではありません。

では、大工さんはどうでしょうか?
あるいは屋根屋(瓦屋)さんは?
塗装屋さんは?
板金屋さんは?

っと、思いのほか長くなってしまったので、今日はこのへんで。
次回へと続きます。

それでは。

伝説の雨漏りハンター
唐鎌謙二

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