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雨漏りに取り組む | 雨漏りハンターブログ - Part 13
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雨漏りに取り組む

雨漏り110番のポリシー

雨漏り110番は、
1件でも多くの雨漏りを解決し、
1人でも多くのお客様を救いたいと本気で考えている。
だから、可能な限り仕事はお請けするというスタンスだ。
でも、仕事をお請け出来ないケースもある。
まず第一に、
『すぐに来て欲しい』
『すぐに直して欲しい』
という、お急ぎの要望。
一刻も早く雨漏りを直したいお客様の気持ちは充分すぎるほどわかる。
緊急対応の体制が整っていない点については、
リーディングカンパニーとして努力不足を痛感している。
でも、現実問題として、現状の我々の実力では、
お急ぎの要望にはお応え出来ないという事実がある。
また、実力以上の背伸びをしてもかえって迷惑をかけてしまうことになる。
お急ぎの要望以外にお請けできないのが、
雨漏り110番のポリシーに反するケース。
おおよそ、下記の4つのケースがある。
1)雨漏りしている物件を建てた工務店さんやビルダーさんからの依頼
2)店子さん、テナントさんなど、賃借人(家賃を払って借りている人)からの依頼
3)プロとして『お客様にとって良い工事にならない』と判断した場合
4)公序良俗・道徳・倫理上の問題があると判断した場合
一口にポリシーに反すると言っても、
それぞれにお請けできない明確な理由がある。
まず、1)に関して、
『雨漏りしている物件を建てた工務店さんやビルダーさんからの依頼』
この依頼は、正直言ってかなり多い。
そして、原則としてお請けしないことにしている。
この仕事を請けると、工事発注者である依頼主(元請)と、
実際に雨漏りで困ってる建物の持ち主(施主)という、
二重のお客様が発生してしまうからだ。
そして、雨漏りトラブルにおいては、
大抵の場合、施主と元請の利害関係が相反することになる。
簡単に言えば、
施主は、とことんお金をかけてちゃんと直したい。
元請は、なるだけお金をかけずに事態を収集したい。
この相反する間で板挟みになってしまう。
もちろん、雨漏り110番は常に施主の立場で考える。
ゆえに、当該物件を建設した工務店やビルダーさんからの仕事は請けないのだ。
ただし、例外があって、
『元請』が本気で『施主』のためを想い、
いくら費用がかかってもいいからちゃんと直して欲しいと依頼してきた場合。
この場合は、雨漏り110番としてはむしろ望むところ。
もちろん、できるだけ無駄な費用がかからないように努力する。
大切なのはちゃんと直すこと。
無節操にお金をかけて直すことが目的ではないのだから。
次に、2)のケース。
『店子さん、テナントさんなど、賃借人(家賃を払って借りている人)からの依頼』
そんなに多いわけじゃないけど、たまに電話がかかってくる。
これをお断りする理由は単純明快。
主権者じゃないから。
まあ、当たり前の話なんだけど、
建物の持ち主ではない方からの依頼は請けられない。
調査にせよ、補修にせよ、勝手に手をつけるわけにはいかないのだ。
もちろん、家主(オーナー)さんの了解が明確であれば請けるけど、
その場合も、できるだけ家主さんから依頼を頂いたカタチをとるようにする。
不要なトラブルは避けたいので。
3)のケース。
『プロとして『お客様にとって良い工事にならない』と判断した場合』
これは、なかなか悩ましい問題。
というのも、本来は、
お客様の要望に合わせた工事をすることが、ビジネスとしては正しい。
コチラが一所懸命に考えたプロとしての提案が、
お客様から受け入れられないことは珍しいことではない。
お客様にもお客様なりの考えや都合があるのだ。
予算もあるだろう。
なので、仮にコチラの提案が受け入れられなかったとしても、
それだけで仕事をお断りするなんてあり得ない。
ただし、
お客様が求められる工事の仕様・内容が、
あまりにも問題がある場合は別だ。
例えば、将来的に大きなトラブルを引き起こしてしまうような工事とか、
明らかにメリットよりもデメリットが大きい工事とか、
かえって建物を傷めてしまうような工事とか。
こういう時は勇気を出してお断りするようにしている。
目先の仕事、目先の売上のために、
プロとしての良心を売り渡すようなことはしたくない。
お客様の要望に応える最大限の努力はするが、
最終的に『プロとして請けるべきじゃない』と判断した時は、
背筋を伸ばしてお断りすることが大切だと考えているのだ。
そして、最後に、4)のケース。
『公序良俗・道徳・倫理上の問題があると判断した場合』
これには色んなケースがあるんだが、
例えば、次のようなケース。
お客様が当該物件を売却したいと考えている。
でも、現状、雨漏りしているから瑕疵担保責任が怖い。
とりあえず、瑕疵担保期間だけ雨漏りしなければいい。
瑕疵担保期間の数ヶ月だけ雨漏りしなければいいから、
できるだけ安く雨漏りを直したい。
という依頼。
これは道徳的・倫理的にかなり問題があると思う。
ちょっと言いすぎかもしれないが、買い主さんを騙す行為に加担したくない。
仮に雨漏り110番が断っても、他の修理業者がやるだけの話かもしれない。
そういう意味では、結果は変わらないかもしれないが、
少なくとも自分の仕事に誇りを持っていたいし胸を張って生きていたいから。
あとは、
純粋に違法な工事、
環境破壊につながるような工事、
作業スタッフの安全を確保できないような危険な工事、
近隣施設に非常識な迷惑をかけることが明らかな工事、
などなど・・・
当然のことだけど、
このような工事もお請けすることは出来ない。
丁重にお断りしている。
このように、
雨漏り110番のポリシーに照らし合わせて、
お請けするべきじゃないと判断した場合は、
いかに仕事が欲しくても、
いかに目の前の売上が欲しくても、
丁重にお断りすることにしています。
予めご了承くださるようお願い申し上げます。
それでは、
To Be Continued
伝説の雨漏りハンター
唐鎌謙二
僕の著書です。→『自分を磨く「嫌われ仕事」の法則』
音声でもお聴きいただけます。→オーディオブック版はこちら
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反撃の狼煙

6~7年前から、ずっと危惧していたことがある。
それは、太陽光発電システム絡みの雨漏り。
スレート瓦(コロニアルやカラーベスト)にソーラーパネルを取り付ける際、
取付金具を固定するために、屋根の上からビスを貫通させる。
現時点で主流となっている一般的な取付工法だ。
しかし、これは建築の考え方としては完全にNG。
業界用語で言うところの『脳天釘打ち』というヤツだ。
雨仕舞いが全く出来ておらず、
シーリング材やブチルテープの防水性頼みとなっている。
当然、シーリング材やブチルが劣化したり剥離してしまったら、
それはダイレクトに雨漏りにつながることになる。
この問題については、
いずれ社会問題になるだろうと考えて、
これまで、ずっと警告・啓蒙活動を続けてきた。
『ソーラー雨漏り』と名付けて・・・
しかし、大震災による原発事故の影響もあり、
ソーラー発電の普及が世の中の必然的な流れとなってしまい、
なかなか我々の声が届かない状況が続いてた。
我々自身も、なかなか声をあげにくい雰囲気に飲まれていた。
が、ついに、
満を持して反撃の狼煙を上げた。
本日発売号のリフォーム産業新聞で、
NPO法人雨漏り診断士協会の取り組みが紹介されている。
この記事で紹介して頂いた活動こそ、
今後多発するであろうソーラー雨漏りに対して、
渾身の一撃となるはずだ。
いや、この活動こそ、ソーラー雨漏りを根絶できるのだ。
我々は雨漏り修理屋であり、
雨漏りを直してメシを食ってる。
だからと言って、雨漏りの発生をメシの種だからと喜んだりはしない。
むしろ逆なのだ。
簡単に予防できる雨漏りは、ちゃんと予防して欲しい。
そもそも雨漏りなんかしないほうがいいに決まっているのだから。
ゼネコンや工務店、ハウスメーカーが、
真面目に、誠実に、建物を建てて、
予防できる雨漏りはちゃんと予防して、
それでも、残念ながら起きてしまう雨漏りがある。
その時こそ我々の出番なんだだと思う。
予防できる雨漏りは、ちゃんと予防すべき。
当たり前のことを当たり前にやれば確実に防げるはずだ。
この我々の取組を理解し、賛同してくれる
心あるソーラー施工業者さんの参戦をお待ちしております。
いつやるの?
今でしょう!!
ソーラー施工業者さん!ぜひこの記事をご覧ください。
それでは、
To Be Continued
伝説の雨漏りハンター
唐鎌謙二
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闘志

雨漏りハンターとして生きていくと決めてから、
これまで数多くの雨漏り物件と対峙してきた。
パッと見ただけで原因がわかるような簡単な雨漏りもあれば、
何回も調査をして、それでも原因がわからないような
極めて難しい雨漏り事例もあった。
割合としては、
見ただけである程度わかる簡単な雨漏りが50%ぐらい。
見てもわからないけど調査をすればすぐにわかる雨漏りが30%ぐらい。
調査で苦労しながらも迷路入するほどじゃない雨漏りが15%ぐらい。
で、残りの5%が、雨漏りの迷路に入るような難解な雨漏り。
この残り5%は本当にたいへん。
具体的にどうたいへんかと言えば、
例えば散水調査であるのが、
漏水を再現するまでに4時間ぐらい時間がかかるとか、
ドアを密閉して換気扇を強く回さないと再現しないとか、
水が当たる角度が微妙に変わっただけで再現しないとか、
毛細管現象が発生する条件が人工的に作り出せないとか、
こうなるとあとは諦めない精神力の勝負になってくる。(苦笑)
最も多いケースが、
ダブルtoシングルやトリプルtoシングルと言うように、
一つの漏水箇所に対して浸水箇所が複数あるケースや、
さらにはダブルtoダブルやトリプルtoダブルみたいな、
複数の漏水箇所と複数の浸水箇所が混在しているケースとか、
こうなってくると雨漏りハンターでも、そう簡単ではない。
でも、
そういう難しいケースほど燃えるのも事実。(笑)
燃えるし、いろんな仮説を立てることが面白くなってくるし、
何より、『この案件を解決すれば、また成長できるな』と思えるのが良い。
とにかく難しい案件をクリアすればするほど自分が成長するワケだし、
その分、同業他社に差をつけられるワケだし、
お客様からの信頼も強くなっていく。
世の中には一つとして全く同じ建物がないのだし、
レアケースの実績や、困難な経験こそが知的財産を蓄積するのだ。
成功体験も良し、失敗体験なお良し。
難しい仕事にこそ自分を高めるチャンスがある。
古今東西、変わらない原則。
今日もまた、
フツフツと闘志が湧いてくるような難解な案件と出会えた。
ありがとうございます。
また雨漏りハンターは成長できます。
これを機に、さらなる向上をさせて頂きます。
それでは、
To Be Continued
伝説の雨漏りハンター
唐鎌謙二
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雨漏りを撲滅するために。

今日、
誰でも知っているメジャーな雑誌の取材を受けた。
もともとは、
拙著『嫌われ仕事の法則』絡みの取材だったんだけど、
担当の記者(編集者)の方が、
雨漏りそのものにたいへん興味を持たれて、
インタビューの半分ぐらいは雨漏りの話をした感じ。(笑)
ま、伝説の雨漏りハンターとしては、
そっちの方面の話なら大得意。
いくら話しても尽きないし、事例もネタも事欠かない。
論理的な解説も出来ちゃうしね。
なんせ、
年がら年中、お客様相手に話をしているから、
一般の人にわかりやすく雨漏りの話をするのが仕事みたいなもんだ。
と言いながら、
一人よがりにならないよう気をつけないとね。
そんなワケで、近々、
某メジャー雑誌に何かしら記事が掲載されるかもしれないけど、
事件事故など大きなニュースがあったら流れるのが常。
なので、事前告知はしない方向。
掲載後にお知らせすればいいかな、と。
でも、雨漏りの話はほとんど載らないだろうな。(笑)
取材の主旨とはずれてるからね。
ちょっとでも掲載されれば、多少なりとも啓蒙になるんだけど。
特に、意外と知られていないけど、
雨漏りトラブルって、実は凄く多いという点と、
雨漏りするのは古い建物だけじゃないという点。
新築でも雨漏りする・・・という認識が広がれば、
必ず世の中の雨漏りは減っていくはずなんだよなあ。
家を買う側が注意するようになれば、
当然、家を売る側(建てる側)も注意するようになる。
そうすれば必然的に雨漏りは減る。。。
そのためにも啓蒙活動が大切だな。
うん、やっぱりメディアの取材依頼は積極的に受けていこう。
そういう地道な活動を積み重ねていくことで、
少しでも世の中から雨漏りを減らすことに繋がるはずだから。
ではでは。
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