第19回雨漏り診断士資格認定試験
2015年2月21日(土曜日)
今日は朝から東京八重洲ホールで第19回めとなる雨漏り診断士資格認定試験です。
全国津々浦々から75名もの方が雨漏り診断士を目指して集まりました。
これまでと同程度の合格率であれば、いよいよ今回の試験後に雨漏り診断士が500名の大台を突破することになります。
あくまでも通過点ではありますが、感慨深いですね。
何と言っても、約10年前にたった5人で始めた活動ですから。
1回めの受験者はわずか10名足らずでした。
その後もなかなか認知度が上がらず、30名ほどの会場が定員になるのは、いつも締め切り日の直前でした。
まあ、認知度が上がらないのはある意味当然のことだったと思います。
そもそも雨漏り診断士という言葉自体、我々が作ったものなのですから。
ですので、とにかく地道に活動を続けるしかありませんでした。
風向きと言うか潮目が大きく変わったのが4~5年前からです。
第10回めぐらいを境にして、募集を開始してから数日で定員に達するようになりました。
ここ2年ぐらいは定員を70名程度まで増やしたにもかかわらず、募集を開始すると当日の午前中には定員に到達してしまいます。
毎回多数のキャンセル待ちが出るほどの人気ぶりです。
雨漏り診断士という資格の認知度が上がると同時に、これまでに資格を取得した既存の雨漏り診断士の皆さんの活躍があってのことと思われます。
コツコツと地道に続けてきた活動がようやく実を結んできたようです。
500名を超えたら次は1000名の大台です。
今のペースでいけば6~7年後になりそうですね。
焦ることなく、一歩一歩着実に進んでいきたいと思います。
それでは。
伝説の雨漏りハンター
唐鎌謙二
僕の著書です。→『自分を磨く「嫌われ仕事」の法則』
音声でもお聴きいただけます。→オーディオブック版はこちら
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雨漏りを解決するスキル-その2
2015年1月30日(金曜日)
前回のエントリーからの続きです。
先に結論を言えば、一級建築士も、防水屋さん(防水施工技能士)も、大工さんも、屋根屋さんも、塗装屋さんも、板金屋さんも、それぞれが有しているそれぞれの専門的な知識だけでは雨漏りを解決することは出来ません。
なぜなら、雨漏りが発生するメカニズムは、建物を構成する全ての部位・部材、あらゆる構造・工法と密接かつ複雑に絡み合っているからです。
例をあげます。
木造住宅において、例えば、板金工事に不具合があったとしても、その下の2次防水が正しく機能していれば雨漏りは起きません。
逆に2次防水に不具合があっても、板金による雨仕舞いが正しく機能していれば同じく雨漏りは起きません。
共に不具合があった場合にのみ雨漏りが起こるわけです。
つまり、板金の知識だけ、あるいは2次防水の知識だけでは雨漏りのメカニズムを理解できないのです。
また、そもそも雨漏りの原因が屋根(屋上)なのか外壁なのか?という問題があります。
屋根の場合は屋根屋さん、屋上の場合は防水屋さん、外壁の場合は塗装屋さん(あるいはシール屋さん)が、それぞれ専門となります。
この場合にも、それぞれの専門知識だけでは雨漏りを解決するのは難しいわけです。
ようするに、雨漏りを理解するためには、建物の構造から施工までの幅広い知識の中から、雨漏りに関連するあらゆる知識を抽出し、整理し、体系化することが必要になるのです。
そうやって体系化された知識こそが『雨漏りにおける正しい基礎知識』と呼べるものとなります。
誤解を恐れずに言えば、それ以外に『雨漏りにおける正しい基礎知識』を定義する表現は無いと断言できるでしょう。
そんな『雨漏りにおける正しい基礎知識』ですが、いったいどうやって学べば良いのか?いつどこで学ぶのか?誰から学ぶのか?
雨漏りをなかなか解決できずに一人で苦しんでいた15年ほど前、それを探し求めましたが、どこにも見つかりませんでした。
そして、独学と自力で知識を身につけ、雨漏りと充分に戦っていける自信が確信に変わった約10年前、『雨漏りにおける正しい基礎知識』を探し求めている人が自分以外にも沢山いることを知りました。
そして、立ち上がったのです。
雨漏りを学ぶ場がどこにも無いのなら、いっそ自分たちで創ろう。
自分たちで『雨漏りにおける正しい基礎知識』を体系化して世の中に広く提示しよう。
自分たちで『雨漏りにおける正しい基礎知識』を学べる場を立ち上げてしまおう。
2004年10月22日。
志を共にする5人の同志が集まり準備委員会を発足。
2005年5月29日。
NPO法人雨漏り診断士協会が設立されました。
わずか5人で始まった活動ですが、既に全国に458名の雨漏り診断士を送り出しました。
来月、2月21日には第19回目となる雨漏り診断士資格認定試験が実施されます。
この試験の後には、おそらく雨漏り診断士が500名を超えることになるでしょう。
NPO法人雨漏り診断士協会の活動も11年目を迎えています。
たった5人の志が、500名を超えるまでに大きく広がっていることを喜ばしく思うとともに公的な責任を痛感しています。
まだまだ道半ば、初志ますます高く堅固とし、雨漏り解決という仕事で世の中に貢献していく所存です。
それでは。
伝説の雨漏りハンター
唐鎌謙二
僕の著書です。→『自分を磨く「嫌われ仕事」の法則』
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さらにツイッターでもつぶやいてます。
追加受付
2014年8月6日(水曜日)
【最終案内】
先般より案内しております9月6日に開催の『雨漏り診断スキルアップセミナー』について最終のご案内です。
実は、既に7月末時点で定員に達し、一旦は受付を終了していたのですが、このたび数名のキャンセルが出ましたので、追加で申し込み受付をいたします。
まだ申し込んでいない雨漏り診断士の皆さん!ぜひこの最後の機会をお見逃しなく。
できるだけ多くの雨漏り診断士に参加して欲しいと思っています。
せっかく雨漏り診断士の資格が宝の持ち腐れにならないよう、この機会にもう一度真剣に雨漏りを学んでみませんか?
沢山の参加をお待ちしております。
キャンセルにつき残り数名です。
詳細はNPO法人雨漏り診断士協会ホームページで。
それでは。
伝説の雨漏りハンター
唐鎌謙二
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全国の雨漏り診断士!大集合!
2014年7月16日(水曜日)
【全国の雨漏り診断士の皆さん!大集合!】
9月6日にNPO法人雨漏り診断士協会主催の『雨漏り診断スキルアップセミナー』を開催します。
全国の雨漏り診断士の皆さん、ぜひぜひご参加ください。
いや、あえて言います。
万障お繰り合わせの上ご参加ください。
雨漏り診断スキルアップセミナーは雨漏り診断士にとっては必修科目のようなもので、ある意味必須と言えます。
毎回、大好評のスキルアップセミナーですが、なぜ好評なのかと言えば、回を追うごとにパワーアップ(すき家じゃないですが)しているからです。
もちろん今回も、雨漏り診断士にとって、すぐに役立つ&ずっと役立つ&大きく役立つ有益な情報が満載のセミナー構成になっています。
そして、第2講義では、伝説の雨漏りハンターこと僕が、真面目な雨漏りビジネスを成功させるキモについてお話しします。
出し惜しみは一切いたしません。
いつも通り僕が持っているノウハウは100%オープンにしますよ。
ノウハウを完全公開し、仮にライバル企業に真似されても、今からでは絶対に追いつかれない、という自信がありますから。(自信しかない・笑)
何より僕のノウハウは真面目な業者さんにしか使えないノウハウなので、真面目な業者さんが増えることは、僕にとっても、世の中にとっても良きことですからね。
前回のスキルアップセミナーから約1年経ってますからね、当然ですけど、前回以上に役立つノウハウを公開します。
今回も前回同様一般参加が可能ですが、個人的には、できるだけ多くの雨漏り診断士に参加して欲しいのです。
せっかく雨漏り診断士の資格を持っているのに宝の持ち腐れにならないよう、この機会にもう一度真剣に雨漏りに取り組んでみませんか?
沢山の参加をお待ちしております。
詳細はNPO法人雨漏り診断士協会ホームページで。
それでは。
伝説の雨漏りハンター
唐鎌謙二
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