まずは特注ドレンの手配
3mの強化ホース付き改修ドレン。ホースの長さが、既製品の実に6倍です!
この改修ドレンがうまく取り付けられれば、今後、隠ぺい配水管のどこで破損が起きても安心です!
ここから、この長いホースとの格闘が始まります。
今回のように、曲がりがいくつもある配管に、長いホースを通すには、職人の経験と知恵が必要になってきます。特殊なワイヤーを使ってみたり、ホースの下端を引いてみたり。では、その様子を見てみましょう。
散水調査 漏水が止まったことを確認!
今回ご紹介させていただいた物件では、「漏水を止める」仕事のやりがいを感じるとともに、複雑な感情も伴いました。
聞くところによると、3年前に工事を請け負った建設会社は、お客様の地元で、何十年も商売をされている会社でした。お客様も、「地元で経験を積んだ信頼出来る会社」だと思われ、工事を依頼しておられました。
同業者として、何とも複雑な気持ちです。知識がなかったのか?
なぜ工事後のアフターケアを怠ってしまったのか?
ただでさえ、「雨漏り」というのは、とても難しく、針先程の穴から水の侵入経路ができてしまうこともあれば、明らかに欠損があっても漏水しないこともあり、お客様の立場に立って施工プランを提案するとともに、慎重な対応が必要です。
他人事ではなく、常に施工の基本を忘れず、慎重に確認を重ね、意識高く施工していくことの大切さを改めて痛感致しました。
これからも、より質の高い施工をして行けるよう、スタッフ一丸となって邁進して参ります!
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!