先日散水調査をご依頼頂いた住宅です。
鉄骨造のラムダ板貼りで1階トイレの窓側付近の天井から雨漏りするとの事でした。
ヒアリングの結果大雨の際にも雨漏りするのはかなり時間が経ってからとの事でしたので長時間の散水が必要な場合があることは覚悟しておりました。
結果その通りで、午前中いっぱい散水しても雨漏りの再現は出来ませんでした。
そこで水分計の出番です。
下の写真は散水調査前の数値です。
そしてこの写真が散水後の数値です。
明らかに違います。
因みに数値が50を超えるとエラーになりますのでその寸前の数値です。
念のため晴天が続いた後の1週間後にもう一度同箇所を測定しましたところ数値は落ち着いておりました。
先日もブログにてお話させて頂きましたが雨漏りは室内に浸出(具現化)して初めて雨漏りではございません。
建物内に浸入した時点で雨漏りなのです。
目に見えない雨漏りを発見するという意味でもとても効果的な道具だと改めて実感致しました。