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雨漏り修理の考え方 | 雨漏り110番 大田店
雨漏り修理の考え方 大田店

雨漏りは1次防水、2次防水共に不具合がある場合に発生します。例えば外壁に大きなひび割れがあったとしても2次防水がしっかりと機能していれば室内に雨漏りが発生することはありません。

少し乱暴ないい方かもしれませんが、1次防水、2次防水に不具合があったとしてもそこに雨が当らなければ雨漏りしません。雨が当らないところからは当然水は浸入しませんよね。

そういった考えを具現化することも雨漏り修理には必要な考え方です。

木造モルタルリシン吹付けの外壁、坪庭タイプの形状にサッシが突きつけるように取り付けてあります。散水調査の結果、サッシと外壁モルタル間に不具合があり、そこから雨水が浸入、下のサッシ、さらにはその下の居室天井に雨水浸出するという雨漏りです。

こういった形状の場合、サッシのツバとツバが近く、スペースが少ないため、しっかりとした2次防水処理は非常に困難です。現に、他業者様が外壁を解体して2次防水処理を施工したのに雨漏りが止まらないという事例です。

通常、『雨漏り修理は2次防水までしっかりと修理しなければ根本解決になりません』とお話しさせていただいております。しかしこの場合、そもそも設計上に無理があり、しっかりとした2次防水の施工が困難な場合、はたして再度外壁をはがして2次防水を修理することが有効なのでしょうか?

そう考えたとき、そもそも雨水が当らないようにすればいいではないか?というごく当りまえの考えが浮かんできます。

不具合のあったサッシと外壁取り合いにしっかりとシーリング処理をし、外壁には合計5工程の防水塗装を施工。そしてサッシとサッシの間に水が当らないようにカラーステンレスの庇を取り付けました。
写真でもわかるように庇はサッシの巾より大きくしてサッシと外壁の部分になるべく雨水が当らないようにしています。

絶対的に雨がかかる量を減らす。
こういった考えも雨漏り修理には必要と思います。

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