木造の建物で浴室からの湿気が壁内を通って上階に上っているのではないか?もしくは雨漏りの影響なのか?という検証を行うべく天井に点検口を取り付ける事になりました。
以前、浴室の床廻りから漏れだした水が周辺の地面に沁みていて、それが毎日繰り返されるので常に水蒸気が周辺壁内にモヤモヤ存在し、壁内の空間を小屋裏まで上昇到達した水蒸気が屋根の下地ベニヤを腐食させていた事がありました。
現象が似ていたので今回も検証を進める運びとなったのですが天井点検口を取付けられる部分が浴室内しかありません。
そもそも浴室内は湿気だらけなので点検口から小屋裏に水蒸気が廻り込んでしまっては本末転倒です。
そこで登場するのが「気密点検口」という製品です。湿気が多い場所でも隙間からの空気の出入りが少ないというものです。
更に内外の気圧の差による不具合を軽減させる意味と換気のために小屋裏には軒裏換気口も取り付けました。
点検口の取り扱い説明書には「気密試験の最上級であるA-4等級をクリアー」って記載されていたので信頼していますよ!
気密点検口 練馬店
2015/09/20