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オーバーフロー管取付け後の注意 | 雨漏り110番 練馬店
オーバーフロー管取付け後の注意 練馬店

最近の天候の傾向として短時間に予測がつかないほどの雨量が降り注ぐ局所的集中豪雨というものがあります。
ある限定された狭いエリアに極めて短時間に信じられない量の雨が落ちて来るというものです。(もはや降るという表現は当てはまらないぐらい)

もしも、その雲の通り道になった場合は不幸としか言いようがありませんが、そこまで降らないとしても最近の雨は集中して降る事が多いようですのでそれなりの備えも必要になって来ます。仮に豪雨にならなくてもドレンが詰まっていたりすれば大変な事態に発展しかねません。

今回はRC造の防水立上り部分にオーバーフロー管を取りつける時の注意です。押えブロックがあるパターンで考えて見ました。(内部の空洞が曲者?)

まずは希望の高さでコア抜きを行います。
溢れては困る高さを考慮し位置を決めましょう。

練馬店雨漏りコラム06_1

 

この時しっかりと認識しなくてはならないのは「既存の防水層も切断してしまっている。」という事です。その切断面に雨が到達してしまうと雨漏りなどに発展する可能性があります。

練馬店雨漏りコラム06_2

オーバーフロー管を取付けた後、屋根側は新設の防水層と一体化出来るので心配はありません。
しかし、外壁側にも注意を向ける必要があります。通常の横引きドレンも同様ではありますが、貫通部分の外壁面と配管の止水処理は大体がシーリング打設です。
思い出して頂きたいのですがシーリングの耐候力は防水材のそれと比較してかなり劣っています。紫外線や雨などの影響で劣化がどんどん進行してしまいます。それって危険ですよね?何か良い方法はないのでしょうか?

練馬店雨漏りコラム06_3

可能であれば貫通部分に雨や紫外線が到達しないように庇的なものを取りつけられるとよいのでしょうが今までお目に掛かった事はありません。
よって、せめてシーリングは二重に行っています。内側のシーリング材がそこそこ耐えてくれると期待しつつも。

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