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笠木コーピングの下端は塞いではいけません | 雨漏り110番 松戸店
笠木コーピングの下端は塞いではいけません 松戸店

室内の天井やサッシの枠から雨水が浸出するとの事。

松戸店雨漏りコラム10_01

過去に何回か修繕工事を行っているようですが、解決には至っていません。

今回は修繕するに当たり、しっかりと原因を究明して雨漏りを止めたいとの事から雨漏り110番松戸店へお問い合わせをいただきました。

雨水が浸出している真上はベランダになっています。

松戸店雨漏りコラム10_02

7か月前に雨漏りが発生して、ベランダ防水を行って、しばらくは雨が降っても漏れては来なかったようですが2か月前に雨漏りが再発し、再度修繕工事を行ったのですが、最近また雨漏りが再発してしまったとの事です。

よく状態を確認してみると、アルミ笠木のコーピングの下端にシーリング材が充填されており排水部を塞いでいる状態になっています。

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コーピングと柱の付け根から入った雨水は、本来この部分から排水されます。

柱の付け根部に散水調査を行ってみると、5分も経たないうちに雨漏りが再現してきました。

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サッシ枠の上部から浸出し、木枠を伝って垂れている状態です。

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また、天井からも漏れてきました。

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原因部位が分かれば、どのような修繕行えばいいのかの方向性が見えてきます。

もちろんコーピングを復旧する時は、下端にはシーリング材の充填は行わず、雨水が浸入しても排水されるような仕組みにしておきます。

雨漏り修繕の経験が少ない方は、隙間だから塞いだ方が良い、と考えてしまう場合があるようですが雨水の流れを考えて工事を行わなければ、工事をしてしまったことが被害を大きくしてしまうことにもつながります。

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