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防水層の劣化要因は、経年だけではない | 雨漏り110番 岩手店
防水層の劣化要因は、経年だけではない 岩手店

岩手店雨漏りコラム04_01

生き物に寿命があるように、物には全て耐用年数があります。
「雨風を凌ぐ」ことが第一目的の建物の外皮(屋根・外壁)には、長期にわたる耐久性が求められるのは当然のことです。
建物の設計者、施工者、管理者はそれを念頭に置いて仕事をする。それがまるで為されていない。
今回は、そんなお話です。

「防水が傷んでるようなので診てほしい」との要請で、ある学校のバルコニー防水の現調に伺いました。
写真の通り、防水層が無くなってます。新築当時から施工されていた、ウレタン塗膜防水密着工法です。
岩手店雨漏りコラム04_02

辛うじて残存している防水層も、浮きや脹れのオンパレード。

塗膜自体の硬化不良も散見されます。(当時のウレタン防水材は2液性の材料なので、攪拌不良が疑われます)

新築時から、健全な防水層ではなかったようです。恐らく、コンクリートスラブに含水したまま施工したのかと(水蒸気圧の力を知らない?)。
下地の状態に、防水層の性能は非常に大きく影響されます。いや、下地が悪ければ、原則、何やっても駄目です。

更にこちらの場合は残存塗膜も絶対的な厚みが不足しています。せいぜい1mm厚程度。最低基準の半分位。これでは、そもそも耐久性は期待できません。

当時の施工環境(厳寒期か?)や予算、工期等、推測の域を出ませんが、かなり厳しいものがあったのでしょうか。

でも、施工業者と監督員双方が結果責任を認識すれば、こんなクオリティーはあり得ませんね。

事務長さんは、「建ててから10年も経ちますから、仕方ないんでしょうかね?」とおっしゃってましたが、なんともはや。。

さて、当社なりに、問題点を解消させる改修プランを提案させていただきます。

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