こんにちは、有限会社志村建装 代表の志村です。いよいよ夏本番に突入ですね。
今月は、現在進行中の工事現場で撮影した4枚の写真をご紹介したいと思います。屋上周りの建物の外観です。
RC4F建てタイル貼の建物です。今回が初めての改修工事とのことで、屋上立上りはアスファルト防水、床は保護モルタルになっておりました。竣工から25年余の時間が経っており、立上りのアスファルトシート継目の接着部(コーチング)に、多数の亀裂が入っておりました。
今回の工事では、立上りの既存シートを撤去した後、ウレタン塗膜防水工事を施工させていただきます。
それでは、既存アスファルトシート撤去中に撮影した写真をご覧ください。
この写真を撮影した後、シートを2m程撤去して流れ出た雨水は、約500ml程ありました。現在、室内への雨水浸出には至っていないようですが、アスファルトシートの中が、常時水溜まりになっていることは、建物にとって負担の大きいことです。
次に、屋上に設置されているフェンスの写真をご覧ください。
この写真は、予定外に撮影された写真ですが、当社スタッフが、フェンスから外をのぞきこむのに、足をかけた途端、ボタボタと雨水が溢れ出した様子です。
こんなにたくさんの雨水が、フェンスの中に溜まっていたのです。実は、このようなケース、稀ではないのです。
こちらの屋上では、防水工事の前に、フェンスの水抜き穴を新設致しました。
どこからともなく浸入してくる雨水。ただ止めるだけではなく、逃がすことも考えていかなければ、上手なお付き合いは成立しないのです。ぜひ早期対策を!