屋根、外壁のひび割れから、湿気や雨水が侵入すると住宅の劣化を一気に促進させることになります。雨水は内壁に侵入すると木材の腐食が起こり、雨漏りを引き起こす要因となります。
雨漏りが発生すると、カビ等が断熱材に増殖してハウスダストの原因となる場合もあります。だからこそ、家屋全体を水から守る構造が必要になります。
外壁から雨漏りする原因は以下の3つの原因に大きく分けられます。いち早く原因に気付くことが、雨漏りの被害からお家を守るために重要なので、覚えておくことをお勧め致します。
- 外装のひび割れ(クラック)や隙間などからの雨水の侵入。
下記の写真のように、クラック幅が、0.3mmクラックは、外装の表面だけでなく、内部のまで貫通している可能性が高いので、内部腐食を抑制するためにも 早期メンテナンスが必要となります。 - コーキングの剥がれや不具合など。
コーキングの寿命には、7年~12年で紫外線や雨風の影響強く受ける箇所は、特に劣化の進行が早まります。
ですから、コーキング(構造物の継ぎ目・すきまに注入して、水漏れ、空気漏れを防ぐ粘着性の充填剤)がしてあるから、絶対に雨漏りがしないという固定概念は、持たないほうがよいでしょう。不具合事例 - 経年による劣化の不具合
建物は紫外線や雨、風害などの影響を受けるので、経年による劣化の進行を防ぐ事はできませんので、定期的なメンテナンスは必要不可欠です。建物が下記の写真のような状態であれば、早期点検をすることをお勧め致します。
少しでも、雨漏りの被害に悩んでいる方を救いたい一心で日々取り組んでおりますが、雨漏りの原因の特定はそんなに簡単なものではありません。根本的な原因を追究するには、家屋の構造を知り尽くした雨漏り診断のスペシャリストの雨漏り110番グループにご相談下さい。