雨漏りした際には、漏水原因の診断調査及び、修理にも対応できる専門業者に依頼することが賢明な選択ですが、災害発生時など緊急を伴う場合は臨時の対応や対策が必要になります。
応急処置修理の方法は様々ですが、自分で行う際には強風や豪雨などの発生時など、危険を伴う可能性がある場合は無理に屋根に登ったりしないように気をつけましょう。
屋根からの雨漏り発生時は面積が広範囲なので、直ちに原因が追究出来ない時があります。
このような場合に有効的なのは、市販でホームセンターなどに売っているブルーシートの活用です。価格も安価で雨を通し難い素材の為、広範囲の屋根を覆い水の浸入を防ぐことができます。ブルーシートを選ぶ時は必ずひもを通す穴が開いているものを購入し、紐も一緒に購入することお勧め致します。屋根に広げたブルーシートは飛ばされないように、雨樋などにひもでしっかりと固定します。
ブルーシート
屋根養生
屋根以外で外壁など、小さな穴や隙間などから漏水が特定できる箇所であれば、市販でも販売されている防水テープやコーキング材も有効です。
防水テープは、簡単に補修もできることと、耐候性・耐水性にも優れているので、ピンポイントで臨時補修をする場合に役立ちます。
コーキング材はレベルもなく隙間を埋めるのに適していますが、乾くまでに時間がかかることと、濡れている部分には使用できません。
コーキング簡易補修
これらの補修方法は、あくまでも雨漏りの応急処置となるので、根本的な解決にはなりません。
また、雨漏り発生を何度も繰り返すと、建物そのもの寿命を縮めてしまいますので注意が必要です。