今回の現場は 数年前から 屋根屋さん ・ 防水屋さん に見てもらい その都度補修してもらっていたとの事でした。
ですが、結果的に 雨漏りは止まらず 長い間 悩んでいらっしゃったのですが今回ひょんな事からご縁が有り調査にお伺いさせて頂きました。
現状は、ルーフバルコニー下部の天井は腐食が進んで天井材が抜け落ちていました。
お客様に、ヒアリングを色々していた所 補修をする度に 違う場所から 雨漏りがする等 大事な情報が有りました、もちろんそれらの情報と現場の目視等により 散水をする場所の仮説を立て決めていきます。
ルーフバルコニーに水張り調査から1時間後位に雨漏り具象を確認しました。
それに伴い 雨水侵入ヵ所の絞り込みに入り侵入箇所の断定をし1箇所目の確認をしましたが雨漏りは単一の侵入箇所とは 限りませんのでその他の危険性が有る所に次の散水をした所バルコニー内のパラペットと笠木の取り合い部からも天井に 雨漏り具象を確認し絞り込みで侵入箇所の特定を致しました。
調査結果から言うと創発雨漏りでした( 創発雨漏りとは侵入箇所が複数にあり、また雨漏り浸出位置も複数ある事です。)
以前の業者さんは、一箇所は見つけていたと思われます。
ですが、複数の侵入箇所が有る場合はそれでは雨漏りを止める事は出来ません。
その為雨漏りは、難しいのです。
和室壁にも雨漏りの跡が有ったので調査致しましたが やはり こちらの雨漏りも複数の侵入箇所・複数の雨漏り浸出位置が有りました。
こちらの部分も、何か所か シール等の補修跡が有りました。
簡易補修や補修工事を何度しても 雨漏りが納まらない場合は 複数の侵入位置が有る為です。
お近くの、雨漏り110番に お問合せ 頂ければ 雨漏りの解決をお手伝いが出来ます。
まずは、シッカリと雨水の侵入ヵ所の特定が 大事です、その上での修補工事・補修工事をお勧めいたします。