連載二回目の今号では、サブタイトル「悲惨、バルコニー防水の手順無視」として、雨漏り修理の様子について、バルコニーに絡んだ部分の修理について解説しています。
初回となる前回では、総論として建物の各部の不具合事象についての紹介でしたから、今回からは、各部をクローズアップした各論です。
各論ですから、修理の内容とともに、雨仕舞の概念を含めて中身を掘り下げています。
論文ではありませんから、ページ数、文字数のこともあり、全てを詳細に書くことを不可能ですが、建築実務者向けにわかりやすく書いたつもりでいます。
実務者の皆さんには、ぜひご覧いただき、雨漏りについての知識を増やしていただきたいと思います。