1階玄関横FIX窓上部への雨漏り具象に対する調査、診断
少し強い雨や風のある時に発生する雨漏り具象に対し、散水調査を行った。
1階FIX窓ガラス上部の壁(2階窓下)に約1時間の散水により、FIX窓上部から少量の浸出を確認、その後、2階窓下へ養生を施し2階窓上部へ散水したところ、約15分で普段の雨漏りと同様の雨漏り具象を確認。
室内への浸出が引いてから、2階FIX窓サッシ本体、3階部分の外壁へ散水したが、雨漏り具象は再現しなかった。
以上の調査結果から、当該箇所の雨漏り具象は、2階窓回りが雨水浸入位置であると考えられるが、1階FIX窓ガラス上部の壁への散水により少量の雨水浸出を確認したことから、1階FIX窓まわりの二次防水に不備がある可能性を完全に排除することはできない。
1階FIX窓上部壁への散水
1階FIX窓上部への浸出
2階窓下へ養生を施し、2階窓上部へ散水
1階FIX窓上部への浸出
2階FIX窓サッシ本体へ散水
3階部分外壁へ散水