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鉄骨構造4階建てのビジネスホテルの雨漏り散水調査。 | 雨漏り110番 千葉店
鉄骨構造4階建てのビジネスホテルの雨漏り散水調査。 千葉店

こんにちは!千葉市若葉区にて、雨漏り調査試験修理をしております。千葉店の宮垣です。2016年12月22日に、千葉県内の築30年鉄骨構造ALC外壁タイル張りのビジネスホテルにて、雨漏り散水試験調査を行いました。その時の報告ブログです。

お客様より、フロント収納庫床・食堂と厨房サッシ部・客室床・1階倉庫床計5箇所から吹きつける様な雨の時に(東西南北様々ですが)漏れ出るとの事でとても困っているとの相談が、地元の工務店さんにあり、そこからの紹介により当社が行う事になりました。

 

 

詳しく話を聞いた所、2年前にタイル外壁全体を防水性のあるクリア塗装にて雨漏り対策を行ったそうで、1年ぐらいは雨漏りにはしていなかった?(気づかなかった)そうです。その後、何回かその業者さんに来て頂いたそうですが、まったく雨漏りが改善される事はなく、その業者さんが最後には当社では雨漏りの原因は解らないとの事でした。(どういう取り決めでクリア塗装を施工したのかは分りませんが想像はつきました)その後連絡も取りにくくなっていったそうです。
雨漏り散水調査の為、現場確認の当日、担当の方と順を追って聞き取りをしていき、(フロント収納庫床から染み出てくる・客室も床からも・食堂厨房各部屋はサッシと木製額縁との取り合いからも・1階倉庫床からと)雨漏りの原因と散水計画の仮設を立てながら確認していきました。今回の場合比較的原因らしきものはイメージし易かったのですが、なんせ建物が4階建でしたので、予算をかけずにどう効率よく散水調査を進めるかがポイントだと思いました。

 

 

今回は2日間に分けて散水を実施致します。散水調査当日、2名体制、新たな雨漏り散水道具も作成して挑みました。まず同行した職人さんには点検口を収納庫床・客室天井と順番に造作してもらい、私は1番雨漏りがひどい1階部分から散水を行う段取りでスタートしました。順番は以下の通りです。

■1日目

  1. フロント収納庫床の雨漏り散水調査
  2. 客室床からの雨漏り散水調査
  3. 食堂サッシの雨漏り散水調査

■2日目

  1. フロント収納庫床再度別角度からの散水調査
  2. 1階倉庫床の雨漏り散水調査
  3. 厨房サッシの雨漏り散水調査

 

 

 

 

以上の順番にて順調に行けば、2日かで原因が解るのでは思いました。それでは1箇所雨漏り発生原因をみつけるには●●分要すると思いますか?もちろん状況により違いますが・・・・。
私共の雨漏り調査の基本的な考え方は雨漏りの再現です。一応基準を設けています。その時間は今までの経験から算出しています。
以上の進行により無事雨漏りの原因も特定する事が出来、予定通り2日間にて終了したのですが、雨漏りを止める改善工事をどうご提案するかです。今回の場合構造による原因要素が多く、1次側の防水工事だけでは、恐らく雨漏りは改善されないのではと思いました・・・・。その後解りやすく報告書・見積書を作成致しました。有難うございました。

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