こんにちは!千葉市若葉区にて、雨漏り調査・修理をしております。千葉店の宮垣です。2015年4月13日、千葉県鎌ヶ谷市にて、雨漏りの発生による、散水調査を行い、その結果、瓦屋根の下葺材の不良が確認され、今回、和瓦の下葺材の張替に伴う、既存の瓦の葺き直し工事を行いました。
今回のお客様はご年配の方で、ご夫婦お二人でお住まいになっておりました。雨漏りの原因と思われる2階屋根部ですが、以前1.2階共増築工事をされたそうで、その取り合い部からの雨漏れが原因でしたので、よく発生するケースなのですが、2次防水から修理をしていかないと止まらないのが現実で、予算的にも、かなりの高額が予想されました。雨漏り散水調査の報告書のご説明の時、発生の原因を、写真を交えて、ご説明、その結果、既存の瓦を利用した瓦の葺き直し工事を決断されました。
その時の現場風景です。
- 足場組(今回は3面を掛けました)
- 養生シート張り
- 温水器のソーラーパネルを4名で移動
- 既設瓦の剥がし・移動仮置き
- 下葺ルーフィング・瓦桟の取り外し・剥がし作業
- 新規水の流れを考えた通気タイプのゴムルーフィング張り
- 瓦桟取り付け
- 既設和瓦葺き直し・瓦棟取り直し作業
- ソーラーパネルを戻して、足場ばらし作業で完成です。
今回の作業のポイントは、下葺材の選定です。最近の建築建材は、目まぐるしく進歩しており、その時代背景に即した、新商品を使用するのは当然で、今回も、ゴム状の突起物が細かくは入っていて、雨水の流れが途中で止まりにくいタイプのものを使用しました。ちょっとした心使いが、10年以降の雨漏り再発の可能性を少なくさせます。今後共、更に勉強を重ねて頑張って行きたいと思います。