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千葉市緑区木造住宅雨漏り散水調査 | 雨漏り110番 千葉店
千葉市緑区木造住宅雨漏り散水調査 千葉店

千葉市緑区にて、雨漏り散水調査試験を行いました。

こんにちは!千葉市若葉区にて、雨漏り調査試験修理をしております。千葉店の宮垣です。2016年7月5日に、千葉市緑区にて、雨漏り散水試験調査を行う事になりました。今回の住宅は築18年木造在来工法建売住宅です。
お客様より、「今現在は住んでいませんが、住んでいる時からリビング天井にて4年位前から、何か雨漏りがしているのではと天井の黒染みから想像しておりました。この度引っ越しを機にしっかりと雨漏りを修理しておく必要性があると思い、雨漏り110番さんに依頼する事にしました。」ということでご依頼を頂きました。

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詳しく話を聞いた所、一度別の業者さんに診てもらい、天井内部を開けて調べたらしいですが、はっきりした事は解らなかったそうで、とりあえず真上がバルコニーになっているので、そのアルミドアの廻りにシーリング打ちの施工を行ったそうです。
現場確認の当日、漏れているリビング天井の真上は、お話しの通りバルコ二ーでそのバルコニーの床は、当然違うべき被疑箇所ですので、貯水検査の仮説をたてました。次に、築18年もの間一度も塗装をされていなかったので、窯業系のサイディング緩衝目地廻り・笠木・手すり取付造作部。可能性は低いですが、サイディング横サネ目地等さまざまな原因と思われる箇所が多く、一つ一つ仮説をたて散水計画に入れました。

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以上がその仮説です。

  1. バルコニーFRP防水層の床・立上り部からの漏水
  2. 笠木上のアルミパイプ手すりの元及び外壁取り合い部からの漏水
  3. アルミガラリの止めビス及び切り込んでいるスチール笠木とサイディングとの取合い
  4. 窯業サイディングの緩衝目地
  5. 窯業サイディングの横サネ目地

以上の仮説に従い雨漏り散水試験調査を行う事にしました。
散水試験当日、まずバルコニー床に水を貯め始めました。合計で2時間貯水しましたが、雨漏りは確認されませんでした。次に、バルコ二―部立上り部と外壁との取り合い部とバルコニー内部ではなく外側外壁の緩衝目地を行いました。この部分も各同時に1時間散水を行いましたが雨漏りは確認されませんでした。次に笠木上のアルミパイプ手すりの元及び外壁取り合い部を行いました。この部分も確認されませんでした。
次にアルミガラリの止めビス及び切り込んでいるスチール笠木とサイディングとの取合い部を行いました。この部分では、35分経過後に雨漏りの確認が出来ました。まず1箇所目の再現に成功です。
次に窯業サイディングの横のサネ目地に散水を行いまいた。なんと、この部分からも約55分経過した頃から雨漏りの確認が出来ました。結果、今回の雨漏りしている部分は.バルコニー立上り壁に切り込んであるアルミガラリの下のスチール笠木と外壁との取り合い部からと、窯業サイディングの横サネ目地からの2か所の複数侵入雨漏りと断定致しました。
その結果を雨漏り報告書にまとめて、説明話し合いを行った結果、全てシーリング処理にて行う事になりました。その工事中の写真が以下の通りです。

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工事終了後、何日かして笠木廻りから再度雨漏り散水調査を開始しました。約1時間経過後の確認で、この部分からの雨漏りは確認されませんでした。次に窯業サイディングの横サネ目地を散水しました。しかし!なんと雨漏りがしてくるではありませんか、約50分経過した頃ですが、音がするのに気が付き、恐る恐る天井内部をのぞいてみたのですがなんと、同じ場所から漏水がしているではありませんか・・・。戸惑いを隠しきれなかった私は、一度散水調査を中断して、冷静に考える事にしました。横サネは間違いなく全て漏れている面は処理をしたのにどうしてか?
今までの経緯からして、何度となく繰り返し検証しましたので、間違いなく雨漏りの侵入2個所は間違いないし確実に修理も行った。それなのに止まっていない!考えられるところがまったく思いつきません???。
約30分位いろいろな思いを巡らせた思案した結果、可能性は低いと思いましたがアルミドア枠コーナー部の仮説をたてました。
散水調査開始、開始後約15分位で、なんと雨漏りが再現できたのです。その後も非常に少ない水量で、窯業サイディングには水が掛らない様、ドア枠のみに2回程散水確認をしました。間違いなく国産のアルミドア枠材から内部に浸入していました。はじめての経験です。

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今までは、アルミフロントサッシ・輸入サッシ本体からの漏水は経験済みでしたので納得は出来るのですが、国産の規格のアルミサッシからの漏水は初めてでした。その内容をお客様に伝えて、アルミドアの交換をする事になりました。任務完了まで時間が掛ってしまい大変申し訳ございません。交換工事日は10月25日より開始致します。その後の結果を次号のブログでお伝えいたします。

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