千葉県成田市にて雨漏り散水調査を行いました。
こんにちは!千葉市若葉区にて、雨漏り調査・修理をしております。千葉店の宮垣です。
鉄骨4階建造ALC外壁、1階事務所床から雨漏り発生!5年前から北側からの横風強風雨の場合、漏れていたのですが、最近は、通常の雨でも発生しているとの事で、一度調査をする事になりました。
2016年3月3日AM10時から雨漏り散水調査を行いました。今回は4階建物でしたので、2名体制で伺い、近隣の方にご挨拶をしてから、左側外壁2階部より散水を開始、その様子が以下の写真です。
ALC外壁は、断熱性が良く、軽量でありながら、ある程度の強度があり、鉄骨造りの構造体には多く採用される外壁です。しかし、亀裂に対しての防水性が弱く、雨漏りを起し易い外壁です。今回も、いくつかの雨漏りの原因に一つとして、仮説は立てていましたが、やはり1時間程度の散水調査で、この亀裂からの雨漏りが確認されました。
続きまして、北側中心部の4階縦樋廻りの外壁に、散水調査を行いました。中心部への散水調査は、高さがある事から、屋上から散水ノズルをロープにて結束して、ホースを落すかたちで行いました。その時の様子が以下の写真です。
散水開始後、約30分経過ぐらいで、雨漏りが確認されました。原因として100㎜径縦排水管金物と外壁の取付部から侵入していました。3階以上の鉄骨造りの建物は、地震等で揺れた場合、この取付金物に不可が掛り、取付部が破損する場合が多く、今回も原因の一つでした。
そして、最後に、1階トイレ床にも漏れているとの事なので、1階右側外壁に散水調査を行いました。
その時の様子が以下の写真です。今回の散水道具として、頻繁に使用したものは、6Mまで伸び縮みする、ロングポールに散水ノズルをセットしたものを使用しました。
結果的に、外壁の亀裂部分からの雨漏りの浸入でした。以下の写真は、内部を、水分計にて、数値的に確認した写真です。事務所床同様、床と壁の取り合い部より雨漏りが確認されました。
今回の調査の結果、外壁亀裂部のVカット作業後シーリング打ち塗装・縦樋排水管金物交換を行うのは当然ですが、全体的に、ALC外壁を繋いでいる、緩衝目地の打ち替え・全体塗装・空調機の冷媒管絶縁処理等も合わせて行う事をご提案したいと思います。
よろしくお願い申し上げます。