こんにちは!千葉県千葉市若葉区にて、雨漏り試験調査・修理をしております。千葉店の宮垣です。
今回は、工場・倉庫施設担当者様必見!各種屋根編と題してお話し致します。
法人様が所有されている工場・倉庫施設の場合、比較的大型の施設が多く存在すると言う事は、前回もお伝え致しましたが、当然屋根の場合もそうでありまして、特に工場倉庫の屋根裏は勾配天井が更に多く非常に雨漏りを特定するのは難しく私達も大変悩みます。以下の通りの雨漏り調査を行なうに伴う懸案事項を書いてみました。
■雨漏り調査を行なうに伴う懸案事項!
- 屋根面積が広く特定するのに時間と人数が掛る。
- 屋根裏の天井の位置が高い為、確認作業が出来ない。
- 屋根裏が勾配天井になっている為、雨漏りの侵入位置が特定しにくい。
- 倉庫・工場内は工作機械・荷物が多く高所作業車が使用できない。
- 工場内の規制が多く調査が出来ない
- 屋根の種類によっては、破損・滑落する可能性がある為上に登れない
■ では実際にお問い合わせがあった場合はどう解決していくか?
- 実際の雨の日に雨漏りの状況を確認しに行く(赤外線カメラを多用する)
- 現場でのヒヤリングを徹底する
- 現場で確認した屋根の種類・構造・納まりを研究し把握しておく
- たくさんの雨漏り事例を検索・共有する(110番グループにて)
- 社外秘ですが、あと一つあります。
主には以上の項目が上げられると思いますが、今回の場合外壁とは若干状況が違いますので、様々な問題を解決する必要があります。しかし、建物・敷地規模が高い・広いと言うだけで、近くにて雨漏りの原因さえ調べられれば、間違いなく可決へと繋がりますが、段取りを間違えると大変な事にもつながりますので経験を積んだ業者に依頼してください。
■施設担当者様へ是非認識して頂きたい項目です。
- 大規模修繕計画を正しい期間に設定して、確実に実行して頂きたい事
- 雨漏りの発生を確実に業者に伝え、ただ単に大規模修繕を行うのではなく、雨漏りの発生を止める目的で、修繕計画を立てられる業者に依頼する事
- 雨漏り保証を発行出来る業者に依頼する事。
- 最後まであきらめない業者に依頼する事
屋根からの雨漏りをしている工場・倉庫の場合、中途半端な強制防水・塗装では間違いなく再発します。現状の屋根の種類を見極め、10年の保証書を発行できる工事をしたいものです。
簡単ですが、一度ご検討してみてください。
以上で報告を終了いたします。