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雨漏りと屋根の形状種類(前編) 千葉店 | 雨漏り110番 千葉店
雨漏りと屋根の形状種類(前編) 千葉店

こんにちは!千葉市若葉区にて、雨漏り調査・修理をしております。千葉店の宮垣です。今回は、雨漏りと屋根の種類の関係について、簡単にお話しします。
屋根の本来の役割は、雨風を防ぐ為に存在します。そして、その屋根に当たった雨・風をスムーズに排出する事が屋根の役割です。また、最大の雨漏りの発生を防止します。したがって、複雑な形状よりも、シンプルでかつ勾配が適正で、メンテナンスが行い易い方が良いに決まっています。私達が雨漏り修理・調査をさせて頂いた経験から、こんな屋根はこんな雨漏りが多いですと言う観点から代表的な屋根種類にてお話し致します。

切妻屋根【きりづま-やね】
構造が単純で建物の中心部分から、左右軒先にまっすぐ下がった形状です。上から見ると、2枚の長方形の屋根があると言う感じです。比較的雨漏りが少なく、また、昔から、費用対効果の高い屋根と言われています。形状の観点から、雨漏りの原因として多いのが、一番高い部分の、棟と言う部分からの雨漏りが多いです。

切妻屋根

寄棟屋根【よせむね-やね】
この屋根は、四方から建物の中心部へ上がっていて、屋根上から見ると、台形の形をした屋根が2枚・三角の形をして屋根が2枚で構成されていいます。この屋根に関しても一番高い部分の棟と、上から見るとYの字部棟の部分からの雨漏りが多いかと思います。

寄棟屋根

片流れ屋根【かたながれ-やね】
片流れ屋根は、読んで字の如く、例えば、南側の外壁面から、北側外壁面まで片方を高くして、斜めに下がった形状をしています。上から見ると真四角な屋根です。屋根形状からくる雨漏りの発生原因として一番少なく、最近では、モダンなイメージとして、非常に多く採用されています。

片流れ屋根

陸屋根【ろく-やね・りく-やね】
陸屋根は、地面とほぼ水平に出来ている屋根の事で、人が歩ける様な平らで角度のない形状で出来ています。メンテナンスの作業自体は行いやすいのですが、雨漏りの発生原因としての観点からは、水平の為、雨水が滞留し易く、雨漏り原因を一番発生し易くしてしまいます。雨漏りの原因として一番多い箇所は、排水部です。

陸屋根

入母屋屋根【いりもや-やね】
この屋根形状は、切妻屋根と寄棟屋根が混在して出来ています。当然、屋根の形状を造りだす取り合い部と言われる、互いがぶつかり合う部分が増える為、その部分に、雨漏りが多く発生しています。また、この入母屋屋根は、屋根勾配の角度がある造りが多く、メンテナンスも行いにくく、仮設工事等に、費用がかさみ易く場合によっては、大工さん等の、職方の協力も必要です。

入母屋屋根

以上が、代表的な、屋根の形状種類の紹介です。次回は、後編としてお伝えいたします。

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